明るい陽射しの朝でした。久しぶりに駒込駅から散歩してクリニックに来ました。運動不足のところ、気持ちよく汗ばみます。また、太陽の光を浴びながら、楽しいリズムで歩いていると、セロトニンが分泌されて気分も晴れやかになります。
それにしても、花粉が飛んでいることを実感した朝でもありました。
花粉症は、ある年突然に発症します。
よく、「コップにたまる水」にたとえられますが、年々さらされた花粉量が、さもコップにたまる水のように身体にカウントされていき、そのコップから水があふれた年に、突然に症状が出るわけです。もちろん、そのコップの大きさは人によって違いがあります。
今年の花粉の飛散は、昨年に比べて少ないと予想されています。でも、例年並みです。
昨年があまりにも飛びすぎたので、今年は「去年よりは少ないよ」という話です。
さて、先ほどの「コップ」のお話です。
昨年が(実は、一昨年も)相当量の花粉飛散であったので、それぞれの方のコップが「もうすぐ、いっぱい」になっている可能性があります。
そこに、今年の花粉が重なって、たまたま今年あふれてしまうことは、往々にしてあることです。
「花粉の飛散がひどかった去年まで大丈夫だったのに、なぜ今年は鼻水が出るのだろう?」とお困りの方には、多分、これが答えです。
「これまで花粉症はなかったのに、今年は困っている」という方、どうぞお気軽にご相談ください。