山椒の鉢植え

昨日の日曜日、山椒の鉢植えを二つ買ってきて、自宅の玄関先に置きました。ここ数年の恒例行事です。

アゲハ蝶がやってきて、そして巣立っていきます。

例年に比べると、少し遅い準備になりました。

葉っぱの多い鉢植えを二つ選んで買ってきましたが、毎年、すべて食べられて、枝だけになってしまいます。

いつの間にやらアゲハ蝶の卵が産みつけられ、それは最初は茶色くて鳥の糞にさえ見える幼虫になりますが、山椒の葉っぱを食べて大きくなり緑の立派な幼虫になります。

一度羽化する場面を見たこともありますが、通常は大きくなりきった幼虫は姿を消して、どこかでさなぎになり、そして蝶になって飛んでいくようです。

産卵に来ることもあるはずですが、そうではなくて、夏の盛りに御礼に飛んでくるアゲハ蝶もいるような気がします。

生まれ変わって記憶が残るのかどうかは知りませんが、そんな蝶々の期待を裏切ることもしたくなくて、毎年、山椒を買ってくる次第です。