①に続けます。
「宇宙戦艦ヤマト2199」は、録画したものを繰り返し観ています。
「かつてのオタク」が、アラフィフになっても「今のオタク」です。
で、よくできたストーリーと思いつつも...
今回のブログは、かなりマニアックです。
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さて、私が六年間一貫教育で高校に自動進学するのと同時にキャンディーズが解散しました。「キャンロス」でした。
その後に、最初の「宇宙戦艦ヤマト」の再放送を観てしまい、とことんのめり込みました。35年ほど前のことです。
その頃は、ファンのあいだでもストーリーの「つじつまの合わないこと」がたくさん指摘され、「ヤマト七不思議」の類が熱く語られていました。
そんな矛盾点は、今回放送された「宇宙戦艦ヤマト2199」ではほとんど解消されていて...
でも、35年前に今回のストーリーを観ていたとしたら、あそこまでのめりこむことはなかったのかなぁ、って考えることがあります。
もともと自分勝手な正義感の強い私が、もっとも熱かった頃に、旧作ヤマトに震えました。「愛は地球を救う」と本気で思っていたぐらいで... (ちょっと、恥ずかしいですね。)
旧作が今年の作品と違うのは、「両者にかけがえのない正義があった」という点です。
敵ガミラスは自らの星の寿命を悟り、その移住先として地球をガミラス化する必然性がありました。人類は、地球以外に住むことはできず、汚染された地球を元に戻せる申し出に必死ですがっていました。だから、ヤマトは全人類の希望を載せていました。
今回は、デスラー総統の個人的野望で拡張してくるだけのガミラスで、人類は他の星に移住することを先に考えていたぐらいで... 戦争の背景にそれぞれに正義と言いつつも、旧作とは違うなぁって思います。
でも、面白くて...
繰り返し繰り返し、あいた時間に少しずつ観なおしたりしています。
やっぱり「ヤマロス」です。